縫製工場の「トイレ」施工の様子をご紹介します。
何もなかった所にトイレを設置していきます。気密施工もお願いしました。
・山梨県上野原市四方津(しおつ)にコンクリート打ちっぱなし(RC)造の中古物件を購入
・元々倉庫&駐車場だった1階部分をリノベーションしてアパレル縫製工場を作る
・断熱、機密もなく元々の窓やサッシの性能などが低い為、リフォームで高気密高断熱を目指し働きやすい環境をつくる
・上野原市にある地元の工務店に依頼
この画像はリノベーションを始めて1ヶ月目で天井に天井に電気やレールを設置した状態です。
右奥のハシゴが置いてある場所に新たにトイレを設置します。
コンクリートの壁に3箇所穴を空け配管を通します。
細い配管が浄水用
太い配管が排水用
青がスタイロフォーム(断熱材)
写真左上がトイレ用の配管
真ん中の細いのが上水用配管
右の配管がキッチンの配管
右奥がトイレで写真真ん中がキッチンになります。
トイレの周辺から置き床施工していきます。
置き床をトイレにも設置し石膏ボードで壁を作っていきます。
網の棚を使用する時は倒してケータイや財布をおけるようにしました
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今回はデザイン性と価格(コスパ)、耐久性を考慮し複層ビニル床タイル(塩ビ床)を選択しました。ノリを付け塩ビタイルを貼っていく過程やどのようなノリを使用しているかなど記載しています。
また巾木についても掃除のし易さ、値段、デザインを考慮しました。
・山梨県上野原市四方津(しおつ)にコンクリート打ちっぱなし(RC)造の中古物件を購入
・元々倉庫&駐車場だった1階部分をリノベーションしてアパレル縫製工場を作る
・断熱、機密もなく元々の窓やサッシの性能などが低い為、リフォームで高気密高断熱を目指し働きやすい環境をつくる
・上野原市にある地元の工務店に依頼
ピザのような箱がタイル(床)、右の黒色がノリ(糊)です。
蓋を開けるとこのように白いボンド風の接着剤が入っています。
4枚並べるとこんな感じです。
床材(塩ビタイル)と接着剤が準備できたので、床はりの準備にをしていきます。
床に線でチョークの線を引き、タイルがずれないように目印をつけていきます。
壁紙はリリカラベースLBのLB9458というカラーにしました。
ちょっと施工前に巾木を床に置いてみました。
名前のとおりやわらかく、幅が細いので、ホコリが溜まりにくいというメリットがあります。
またグレーで統一したかったので、必然的にこの商品を選択しました。
床と壁の境目のグレー(ちょっと青っぽく)に施工しました。
一般的には茶色の木材で約1センチ程奥行きがあります。
そこにホコリが溜まって掃除が大変ですが、
このソフト巾木はデザイン、色、掃除のしやすさ、価格ともに選んで正解でした。
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別の記事で、クロスを貼る前のパテやメッシュ(ファイバーテープ)施工の様子をご紹介しております。
この記事はその続き/次の工程を紹介する続編です。
・山梨県上野原市四方津(しおつ)にコンクリート打ちっぱなし(RC)造の中古物件を購入
・元々倉庫&駐車場だった1階部分をリノベーションしてアパレル縫製工場を作る
・断熱、機密もなく元々の窓やサッシの性能などが低い為、リフォームで高気密高断熱を目指し働きやすい環境をつくる
・上野原市にある地元の工務店に依頼
茶色の袋から取り出すとこのようにトイレットペーパーのようにます
薄いグレーです。
見本でみるのと、実際に貼るとどのくらい違って見えるか楽しみです。
ここから壁紙施工の流れをご紹介します。
別の角度からみるとこんな感じです。これをクロスを貼る壁の角に施工していきます。
この前の工程で下塗り用パテを施工済みです。
その上から今回さらに「上塗り用パテ」を塗っていきます。
白は下塗り用パテでその上から上塗り用パテを塗るとベージュ色になります。
上塗りパテは石膏ボードに近い色です。
コーナー下地補強材、メッシュテープ(ファイバーテープ)、下塗り用パテ、上塗り用パテ を塗り終わるとようやく壁紙(クロス)を貼る最終段階に入っていきます。
糊付け機にノリを入れていきます。
自動糊付け機に壁紙と両端につける青のナイロンテープを設置
両端には青のナイロンが留まり、壁紙の裏面すべてにノリが付い他状態ででてきます
ノリが付いた面をあわせて畳んでいき、のり付き壁紙を量産していきます。
自動糊付け機に入れると壁紙の両端の端切れ(耳)も自動で切り落されます。
両端の端切れ(耳)が落とされた状態になってから両端に青のテープを貼り付く仕組みになっています。
1,壁紙の両端の耳の部分を切り落とし、
2,壁紙の裏全面に均等にノリをつけ、
3,両端に青のテープをつける
※1〜3を機械が自動でおこなってくれます。
4,ノリがついた面どおしを合わせて畳んでいきます。
これでようやく壁紙を貼れる状態になりました。
上塗り用パテが塗り終わり、乾いたタイミングで、表面の微妙な凹凸(おうとつ)を平らにしていきます。
パテをサンダーを使い平らに、なるように削っていく業者もいるそうですが、
手で平にするほうが、パテを削りすぎず壁紙が後々剥がれにくくなるそうです。
壁紙の用意と、壁を平にする工程を経てようやく壁紙を貼っていきます。
両端の青のテープは工程の最後に剥がします
職人が大変多くの工程をかけて壁紙を貼ると、このようにクロスとクロスの境目がわからないように綺麗な仕上がりになります。
私たちの縫製工場は職人歴30年以上の方に壁紙を貼って頂きました。
いわゆる1,000円クロスと言われる価格の壁紙ですが、天井や柱の色、選択するクロスの色、職人の技術で全く安っぽさがありません。
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・山梨県上野原市四方津(しおつ)にコンクリート打ちっぱなし(RC)造の中古物件を購入
・元々倉庫&駐車場だった1階部分をリノベーションしてアパレル縫製工場を作る
・断熱、機密もなく元々の窓やサッシの性能などが低い為、リフォームで高気密高断熱を目指し働きやすい環境をつくる
・上野原市にある地元の工務店に依頼
ボードの間はこのように隙間(つなぎ目)が開いていおり、壁紙(クロス)が剥がれやすくなる原因となる為、このように隙間をメッシュ状のテープを貼るひと手間を加えます。
裏面はシールになっているので、接着剤など必要なく、そのまま貼ることができます。
点、点となっている箇所がビスを打った箇所でその上にもパテを塗ります。
繋ぎ目は上記でご紹介したメッシュテープ(ファイバーテープ)が貼られてあり、その上にパテを塗っていきます。
石膏系粉末パテ(合成樹脂配合)
ホルムアルデヒトの放出量についてJISやJASが等級を定めています。
ヤヨイ化学工業のSUPERビックワンは放出量が最も少なくい最上位のF☆☆☆☆(エフフォースター)等級の製品です。
この度の施工ではこの製品を使用して頂いています。
パッケージの裏面はこのような感じ
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置き床でパーティクルボードを設置する所までは施工していましたが、その続編となるその上に合板を設置する様子をご紹介します。
また外壁材のガルバリュウム鋼板の施工、石膏ボードやクロス下地用合板の施工続きも紹介します。
・山梨県上野原市四方津(しおつ)にコンクリート打ちっぱなし(RC)造の中古物件を購入
・元々倉庫&駐車場だった1階部分をリノベーションしてアパレル縫製工場を作る
・断熱、機密もなく元々の窓やサッシの性能などが低い為、リフォームで高気密高断熱を目指す
・上野原市にある地元の工務店に依頼
・1,外構工事編
・5,床の設置(置き床/二重床工法)と床断熱編 ←この続き
・8,外壁材の金属系サイディング(ガルバリュウム鋼板)を施工編
床の奥が合板を施工済みの状況で、手前がパーティクルボードです。
※パーティクルボード同士はわざと少し間隔を開けて施工する決まりだそうです。
奥の壁は全面に石膏ボードとクロス下地用合板が施工されています。
個室になったことでトイレ感がでてきました。
先日は左側一面だけの施工でしたが、本日は3面すべて施工完了
ここは元々壁がなく吹きさらしの状態だったので、大変感慨深いです。
写真のガルバリュウム鋼板は、
アイジー工業株式会社のガルバリュウム鋼板SF-ガルスパンJF、色はFチタングレーメタリック(コード:SFJ1-291)です。
サッシの四隅(ガルバリュウム鋼板の接合部分)はこのようなコーキング的なものが施工されていました。
この黒のサッシは、断熱施工にこだわり選びました。
アルミ樹脂複合サッシでYKKAPエピソード2neoカームブラックCHT-W25609-A4-B7です。
窓も断熱材性能にこだわり、Low-E(ロウイー)ペアガラス ※2重ガラスです。
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・山梨県上野原市四方津(しおつ)にコンクリート打ちっぱなし(RC)造の中古物件を購入
・元々倉庫&駐車場だった1階部分をリノベーションしてアパレル縫製工場を作る
・断熱、機密もなく元々の窓やサッシの性能などが低い為、リフォームで高気密高断熱を目指してもらう
・上野原市にある地元の工務店に依頼
集じん機(掃除機的な)とマルノコが一体となったmakitaの機材でカットしていきます。
表面は遮熱性フッ素樹脂塗装された鋼板です。
裏面はアルミライナー紙です。
このガルバリュウム鋼板はS造防火対応、順不燃材
ウォーターガード(透湿防水シート)の上に直接ガルバリュウム鋼板を貼る施工は室内の湿気が壁内にたまり壁内結露やカビの発生につながる為、
この写真のように胴縁(どうぶち)という柱と柱との間に水平に渡した材の上に貼る施工をして頂きました。これが通気孔となり防湿対策になります。
サッシの下も水切り用捨て板金を入れます。
サッシまわりは水漏れ確率が高い場所の為様々な施工上の工夫が必要です。
ガルバリュウム鋼板の最下段の縁的な箇所はこの写真の指の部分のように通気層 が等間隔にあります。ここから湿気を逃がす仕様で壁内のカビ対策になります。
したから天井を見上げた角度で施工状況を確認してみました。
下から見るとコンクリートの立ち上がりがあり(グレーのやつ)、その上に黒の基礎パッキン(通気口)、その上に防蟻処理した木材(茶色)という順で壁をつくられいるのが確認できると思います。
ガルバリュウム鋼板は雨の侵入を防ぎながら、通気口が塞がないようにカバーのようなイメージで立ち上がりの上段部分まで覆っています。
小さい見本で色を決めるのは大変でした。全面に貼ると色の印象が変わるので注意が必要です。
Fチタングレーメタリックを施工すとどんな感じか、こちらを参考にしてみてください。
コンクリート打ちっぱなしとFチタングレーメタリックの相性抜群です。
窓枠(サッシ)を黒にしたのも正解でした。サッシはYKKAPのエピソード2neoカームブラックCHT-W25609-A4-B7です。
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・山梨県上野原市四方津(しおつ)にコンクリート打ちっぱなし(RC)造の中古物件を購入
・元々倉庫兼駐車場だった1階部分をリノベーションしてアパレル縫製工場を作る
・1面については壁がない状態(吹きさらし)
・断熱、機密もなく窓やサッシの性能が低い為、リフォームだが高気密高断熱を目指してもらう
・上野原市にある地元の工務店に依頼
上野原市で新築・リフォームをする場合は、建材のほとんどを株式会社富田さんから卸してもらうそうです。
トラのマークでおなじみの有名企業このトラのマークが裏面(断熱材側)となります。
発散等級F☆☆☆☆等級(等級3)相当以上
ホルムアルデヒドの発散量が極めて少ない(日本工業規格又は日本農林規格)
製品を使用します。
石膏ボードは値段も安い、気密が取れる、音対策になる、クロスがつけやすい等大変優れています。弱点は棚をつけ事ができない事です。
一方クロス下地用合板(住実guynarなど)は費用が高いので壁全面に使用するというより戸棚を設置する予定の箇所に石膏ボードの代わりに使用すると職人さんに教えてもらいました。
うちの縫製工場は発散等級3の大変性能の良い下地合板ですが、普通の合板を使う工務店もあるそうです。
微妙に色が違うのがわかると思います。窓枠の付近が石膏ボード、手前側がクロス下地用合板です。合板の箇所には棚を設置予定です。
この建物はRC造で、こちらの面コンクリート壁だった為、断熱材はスタイロフォーム(青色のやつ)を設置し、気密テープ止めをおこなった上でボードを貼っていきました。
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有限会社井奥が運営するアパレル縫製工場AGLUCA(アグルカ)は山梨上野原市四方津にコンクリート打ちっぱなしの中古の物件を購入しフルリノベーションしています。
オシャレかつ働きやすい快適なオフィス環境を目指し工務店と日々打ち合わせをしながら縫製工場を作っています。
天井から吊るしたはしご状のシルバーのケーブルラックの上を通っている電気配線やエアコン用配線を整理し白の結束バンドで固定してバラバラにならないようにしています。
メンテナンスやもしもの時、どれが、どの配線かわかりやすい上、なにかのきっかけに配線がごちゃごちゃする事を事前に防ぐよう配慮した細かい配慮です。
ビルトインエアコンからシルバーの配管が伸びているのがわかると思います。これがエアコンの露出排水管です
アグルカ縫製工場の天井にはこのダイキン社のエアコンを3台設置しており、3つの排水管を1つに接続しエアコンからでる排水を外に流していきます。
冷たい水がエアコンから流れ配管が結露する為それを防ぐ目的に断熱材で施工するそうです。
またシルバーではない配管用の断熱材もありますが、デザイン性を考慮してこのデザイン(色)の断熱材にしていただきました。
この縫製工場はRC造で排水管を室内で露出させる為このような施工となりました。
エアコン用室外機はよく見る室外機を一回り大きくしそれを2段に重さなっているタイプです。(日立製)
天井から吊るした室内のケーブルラックの電気配線と同様に室外も結束バンドや白いテープで固定しています。
]]>有限会社井奥が運営するアパレル縫製工場AGLUCA(アグルカ)は山梨上野原市四方津にコンクリート打ちっぱなしの中古の物件を購入しフルリノベーションしています。
オシャレかつ働きやすい快適なオフィス環境を目指し工務店と日々打ち合わせをしながら工場を作っています。
・築40年以上
・コンクリート打ちっぱなし(RC造)
・地面は水平ではなく両端の高さが約5センチ違う程斜めになっている
・元々倉庫、駐車場の為、断熱材なし、1面は壁なし(吹きさらし)
このブログでは他にも
の記事もあります。
このような高さ調整可能な足を複数設置しその上に文字通り板を置いて床を作る方法が「置き床」または「二重床工法」言うそうです。
コンクリート打ちっぱなし(RC造)の建造物、マンションなどでよく使われる方法で階下への遮音性とクッション性に優れた工法です。
置き床(二重床工法)の断熱材は以下の写真のように足のサイズぴったりにカットされた状態で搬入されてきます。
湿気でこのパーティクルボードが広がる、ボード同士が擦れて足音が響かないようにするなど職人さんから間隔を開ける理由を教えてもらいました。
※ボード同士を開けて施工する決まりのようです。
このネジ穴を回し床の高さを調整します。
高さを調整後このネジ穴にコーキング剤のようなものを注入しネジが動かないようにするそうです。
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有限会社井奥が運営するアパレル縫製工場AGLUCA(アグルカ)は上野原市四方津にコンクリート打ちっぱなしの中古の物件をリノベーションしてオシャレかつ働きやすい快適な工場を目指し工務店と日々打ち合わせをしながら工事を進めてもらっています。
・築40年以上
・コンクリート打ちっぱなし(RC造)
・壁が水平ではなく、場所によって曲がっているなど(要するにぐにゃぐにゃのコンクリートの壁)
・ぼっとん便所
・元々倉庫、駐車場の為、断熱材なし、1面は壁なし(吹きさらし)
このブログでは他にも
の記事もあります。
壁が場所によりデコボコしている為このこのように木を使い水平になるよう調整をします。壁全面に設置
手前と奥の挟んでいる木の厚さが違うのがわかると思います。
水平を保つために全面に施工したに木枠に合わせて現場で断熱材のスタイロフォーム裁断しはめ込んで(施工)いきます。
コンクリート壁の場合(RC造の場合)はロックウールやグラスウールより湿気に強いスタイロフォームを断熱材として使用するが一般的だそうです。
吹付けウレタンフォームの施工や、そもそも壁の外から断熱する「外断熱」も選択肢にありましたが、
今回は、予算の都合と建物の見た目への配慮からコンクリート打ちっぱなし(RC造)ではありますが、内断熱工法、スタイロフォームを選択しました。
スタイロフォームの厚みは施工の都合上30ミリとなりました。
※スタイロフォームはグリーン購入法適合製品です。
この木枠で覆われている箇所がトイレです。
この手前にミニキッチンを設置するため配管が2本(給水用と排水用)手前に伸びています。
壁の上部はコンクリートの壁を特殊な器械で円柱にくり抜いて換気扇用に穴をつくりました。
この場所から少し離れた場所にボットン便所がありましたが、今回の工事で撤去してもらいました。
窓のサッシの周りなどピンポイントで吹付けウレタンフォームを施工
トイレの配管周りなども吹付けウレタンフォームで気密・断熱処理
吹付けウレタンフォームを触ってみました。指に強い力を入れると、へこむくらいの硬さです。
指についたウレタンのカスは石鹸で洗っても数日は取れませんでした。シンナーなどでは取れるそうです。
黒色のテープ(シール)が防水気密テープで、断熱材と断熱材の間、木枠と断熱材の間をテープ止めし気密を担保していきます。
高気密・高断熱の施工をする事で暖房・冷房費用を抑えCO2排出量の削減に繋がりながります。さらに夏は涼しく、冬は温かい、縫製員の働きやすい環境を作ることにも繋がります。
コンクリートの壁ではなく、壁がなかった所に今回新規で作った壁は木材で作成の為スタイロフォームではなくロックウールにしました。
グラスウールにしなかったのは工務店から多少ロックウールのほうが調湿効果があるらしい、と聞いた為です。
袋なしのグラスウールまたはロックウールを設置し、その上で透湿防水可変シートを施工するという工法がメリットが大きいと知っていたのですが、工務店に伝え忘れるという痛恨のミスをしてしまい、従来どおりの工法となってしまいました。
また断熱材を設置する前にハイベストやダイライトなど耐力壁(耐力面材)を施工すれば強度、機密性、断熱性にも良い影響がでるのですが、これも伝え忘れてしまいました。
正面からみるとこんな感じで羊の毛みたいです。
ロック=岩石をこのような形状にしているのでロックウールといい
羊毛より硬さがあります。
ロックウールを横から見るとこのように、クレープを重ねたような構造になっています。
柱と木枠の隙間にある青色のものが小さく切られたスタイロフォーム(青色のやつ)です。
壁と天井の隙間は吹付けウレタンフォーム(クリーム色のやつ)で断熱、機密
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山梨県上野原市四方津に縫製工場を作るべく地元の工務店に依頼してリノベーションをしています。
・縫製工場の2階は住居なので天井断熱はせず、コンクリート打ちっぱなしのデザイン性を活かしたい。
・ミシンの位置を自在に変更しやすように、天井からコンセントを吊るしたい。カッコよく
・予算内で収まる24時間換気システムを入れる
このようなデザイン性、利便性を兼ね備えかつコスパも良い施工で!と工務店に相談しました。
写真の手前の天井に木のが貼ってある箇所は元々2階の住居から排水管が通っていた所をコンクリートで塞いでもらっている(コンクリートを乾かしている)最中です。
排水管を天井に通すのは縫製工場の水漏れリスクになるので、別の場所に排水管を移動してもらいました。
空調計画など計算してもらい天井に2箇所の換気システムを施工してもらいました。
写真手前のものが換気システムです。
奥が空調(エアコン)です
新型コロナウイルスや冬場など風邪の流行る時期など「換気」は大変重要です。
このダイキンの製品が24時間換気システムです。
ダクトレスの自然吸気で、ダクトを使って強制排気するシステムが最もコスパよくメンテナンス性も優れていながら縫製工場の働く環境も良くなると思いこの手法を選択しました。
AGLUCA(アグルカ)縫製工場は空調計画を工務店に計算頂き
としました。
このようなシルバーの露出配管にしていただきました。
コンクリート打ちっぱなし柱が元々持っているデザイン性をそのまま活かしながら露出配管でデザイン性を担保しながら電線を通してもらいました。
この写真のように元々まっすぐのシルバーの電線配管を2箇所寸法どおりに曲げるのは現場施工となります。かなり職人技(技術)が必要だそうです。
電線配管は重いし、硬いし曲げるのは、かなり大変です
縫製は手元の明るさが重要です。また消費電力とCO2排出を少しでも少なくすると考えてた時LED一択でした。
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山梨県上野原市四方津に縫製工場を作るべく地元の工務店に依頼してリノベーションをしています。
まず最初は壁を作成していきます。
最初は「立ち上がり」という壁の土台を作りその上に壁を作っていく流れだそうです。
壁設置予定の場所すべて一定の間隔で鉄柱を打ち込みます。
真ん中は壁の外壁材の候補で金属系サイディングのガルバリュウム鋼板の色を確認する為、置いています
立ち上がりのコンクリートが乾くまで約1週間程かかりました。
山梨県上野原市の4月施工です。
コンクリートが乾くと木枠を外し立ち上がりは完成です。
基礎パッキンの上にあるのが防蟻処理で少し色が濃くなった木です。
工務店が現場で防蟻処理の塗料を塗っていました。
※シロアリや腐れに強い!で有名なタカスギ(株)の「緑の木」の存在YouTubeなどで勉強して事前に知っていたのに工務店に依頼するのを忘れてしまいました。
右下にあるコロコロで木に塗り込んでいきます。
防蟻処理した土台の木の色が濃いのがわかると思います。
通気孔を設ける工法(基礎パッキンあり)にするか、基礎内断熱にするか随分悩みました。
シロアリ対策、床の土台の腐りなどリスク対策で1階の工場については従来の通りの工法、床下通気孔設ける事にしました。床下エアコンへの憧れがあったのですが、工務店に施工経験がないという事と家族への説得が難航しました。。
YKKAPのオール樹脂サッシ「APW 430」「APW 330」などがあり、
アルミ樹脂複合サッシは上記のオール樹脂サッシと比較すると断熱性能が低いのですが、防火に強いという事と、場所によってはオール樹脂サッシが選べない事もあるそうです。
サッシを施工後に透湿防水シートを施工します。
デュポン社のタイベックという透湿防水シートが大変評判良いと知っていたのに、工務店に依頼し忘れてしまいました。
縫製工場AGLUCA(アグルカ)には今回ケイミュー社の透湿防水シートとなりました。
※ケイミュー(株)は「クボタ」と「松下電工(現パナソニック)が統合して設立された会社で外壁材で大変有名な企業です。
建物の中で窓からの熱損失が最も大きい(寒い原因)と言われています。働く環境を良くすべく、窓とドアには断熱性能が高いもの(高断熱)を設置しました。
名前はよく聞く「ペアガラス」ですがこのような二重ガラスの事を指します。
ガラスとガラスの間の銀色の点が続いている箇所がスペーサーと言い、ここがアルミか樹脂かで断熱性能が変わります。
またこのガラスの間にアルゴンガスが注入されているか、いないかでも断熱性能が変わるそうです。
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アパレル縫製工場を事業継承し移転オープンさせるべく上野原市四方津(しおつ)に中古物件を購入しました。
この記事では外構工事編という事で建物の外の工事の状況を記載します。
この壁の無い場所に縫製工場を作ろうとしています。
※この2階部分を住居利用
元々は倉庫や駐車場として利用されていたスペースです。
地面には草が生えないようにと絨毯がひいてあります。
雨の日は水はけがわるく水たまりもできます。
右奥のは竹が生えておりその手前には約1.5メートル程の段差(石垣)があります。※壁の立ち上がりを作成中
この石垣約1.5メートルの高さを簡易の足場を使い渡るか、迂回しなければならず不便です。
また簡易の足場をつけている付近の石垣は崩れており少々危険
※写真の左端倉庫(シャッター)があり工場で利用する機材や生地の出し入れをする想定
【1】縫製工場の入り口から約1メートル程コンクリートを敷く
・雨水用の配水管を整備
・簡易足場(板)の後ろは空洞になっているので埋める(撮影時は廃材などが押し込まれている)
【2】階段をつける
・崩れた石垣を一部補修する
・砂利を敷く
ショベルカーで配管用の穴を掘っていきます。
ショベルカーで大枠を掘り細かな所は職人さんが手掘りし配管を埋めていきます。
約10日程コンクリートが乾くのに時間がかかるそうです。
乾くまでの間は足場を橋のように架けて行き来します。
木枠を外していきます。
排水管工事と壁の基礎立ち上がりも同時並行に進めています。
グレーのブロックをコンクリートを使い重ねながら接合していきます。水平器などを使う緻密な工事です。
積み上げた左のブロックがぴったり、くっついています。
崩れた石垣もショベルカーで綺麗に積み直してもらいました。
石垣を直せる職人は減ってきているようです。
ようやく階段っぽくなってきました。
乾いた後、木枠を取れば階段は完成です。
約3週間
季節によってコンクリートの乾く時間は変わるそうでこの工事は春に実施。夏だともう少し早くなるそうです。逆に冬だとコンクリートが乾く時間がもっと必要との事です。
春の場合1週間〜10日程でコンクリートが乾きました。(山梨県上野原市の場合)
あと今回の場合基礎の立ち上がりを作る作業も同じ職人さんが対応された為実際の外構工事だけだともう1週間程短縮されるかもしれません。
2人
ここの現場は、メインの担当とそれを補佐する人の2名体制でした。
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