山梨の中古RC造物件をリノベして縫製工場へ【外構工事編】

 

RC造をリノベーション山梨外構工事

 

アパレル縫製工場を事業継承し移転オープンさせるべく上野原市四方津(しおつ)に中古物件を購入しました。

この記事では外構工事編という事で建物の外の工事の状況を記載します。

 

施工前の外構状況(Before)

野外から建物(縫製工場)を見た場合の見え方

 リノベーション前の外観

この壁の無い場所に縫製工場を作ろうとしています。

※この2階部分を住居利用

元々は倉庫や駐車場として利用されていたスペースです。

地面には草が生えないようにと絨毯がひいてあります。

雨の日は水はけがわるく水たまりもできます。

 

建物内(縫製工場)から外を見た場合の見え方

建物の中から外を見たときの見え方│AGLUCA(アグルカ)

 右奥のは竹が生えておりその手前には約1.5メートル程の段差(石垣)があります。※壁の立ち上がりを作成中

 

 

竹やぶ付近から建物(縫製工場)をみた場合

竹やぶから山梨県上野原市四方津の縫製工場を見た場合の写真工事前(Before)

 この石垣約1.5メートルの高さを簡易の足場を使い渡るか、迂回しなければならず不便です。

また簡易の足場をつけている付近の石垣は崩れており少々危険

※写真の左端倉庫(シャッター)があり工場で利用する機材や生地の出し入れをする想定

 

AGLUCA縫製工場の外構工事(建物の外)箇所まとめ

【1】縫製工場の入り口から約1メートル程コンクリートを敷く

・雨水用の配水管を整備

・簡易足場(板)の後ろは空洞になっているので埋める(撮影時は廃材などが押し込まれている)

【2】階段をつける

・崩れた石垣を一部補修する

・砂利を敷く

 

【1】幅約1メートルのコンクリートを地面に敷く 

 

崩れた石垣を撤去及び約1メートルコンクリートを敷く土台の整備

山梨県上野原市四方津の縫製工場のリノベーション外構工事

ショベルカーで配管用の穴を掘っていきます。

 

 雨水を流す配管の工事(配管を地面に埋める)

(有)井奥が運営する縫製工場を山梨に移転するためのリノベーション

ショベルカーで大枠を掘り細かな所は職人さんが手掘りし配管を埋めていきます。

 

コンクリートを地面に流す所に木枠及び補強の為の鉄の棒を打ち込んでいきます

外構工事。コンクリートを地面に流す

 

作った木枠にコンクリートを流します

コンクリートの床を作る外構工事

約10日程コンクリートが乾くのに時間がかかるそうです。

乾くまでの間は足場を橋のように架けて行き来します。

 

コンクリートの地面完成(乾きました)

コンクリートの地面完成 外構工事

木枠を外していきます。

 

 

【2】野外コンクリート階段の工事(外構)

 

崩れた石垣を撤去し横幅1メートル程の階段を設置できるように工事

上野原市四方津をコンクリート打ちっぱなしの物件をリノベーション。外構工事中

排水管工事と壁の基礎立ち上がりも同時並行に進めています。

 

簡易足場の後ろにある空洞をブロックを積んで埋めていきます。

四方津の物件をリノベーション外構工事。コンクリート階段設置

グレーのブロックをコンクリートを使い重ねながら接合していきます。水平器などを使う緻密な工事です。

 

階段の土台にコンクリートを流し、右端にコンクリートの壁をつくる為の木枠の設置

山梨県上野原市四方津の外構工事。コンクリート階段設置 

 積み上げた左のブロックがぴったり、くっついています。

 

右側のコンクリートの壁が完成後に滑り台のようにコンクリートを流していきます。

外構工事、コンクリート階段の施工

崩れた石垣もショベルカーで綺麗に積み直してもらいました。

石垣を直せる職人は減ってきているようです。

 

滑り台的な状態に木枠をつけコンクリートに段差をつくっていきます

外構工事、コンクリート階段の施工の様子

 ようやく階段っぽくなってきました。

乾いた後、木枠を取れば階段は完成です。

 

野外のコンクリート階段完成

山梨県上野原市四方津コンクリート階段完成。外構工事

 

外構工事にかかった期間

地面にコンクリートを流す工事とコンクリート階段の設置工事

約3週間

季節によってコンクリートの乾く時間は変わるそうでこの工事は春に実施。夏だともう少し早くなるそうです。逆に冬だとコンクリートが乾く時間がもっと必要との事です。

春の場合1週間〜10日程でコンクリートが乾きました。(山梨県上野原市の場合)

あと今回の場合基礎の立ち上がりを作る作業も同じ職人さんが対応された為実際の外構工事だけだともう1週間程短縮されるかもしれません。

 

外構工事に関わった職人の人数

2人

ここの現場は、メインの担当とそれを補佐する人の2名体制でした。

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