石膏ボードとクロス下地用合板を壁に施工編│山梨のアパレル縫製工場AGLUCA
この記事では断熱材の上から石膏ボードなどを貼り壁を作っていく工程など、元々倉庫兼駐車場だったRC造をフルリノベーションして縫製工場ができる過程をご紹介します。
◼︎前提の情報
・山梨県上野原市四方津(しおつ)にコンクリート打ちっぱなし(RC)造の中古物件を購入
・元々倉庫兼駐車場だった1階部分をリノベーションしてアパレル縫製工場を作る
・1面については壁がない状態(吹きさらし)
・断熱、機密もなく窓やサッシの性能が低い為、リフォームだが高気密高断熱を目指してもらう
・上野原市にある地元の工務店に依頼
◼︎工事の過程を紹介した他の記事
石膏ボードとクロス下地用合板がトラックで運搬されてきました
株式会社富田の方が石膏ボードを工場へ運び入れていきます
上野原市で新築・リフォームをする場合は、建材のほとんどを株式会社富田さんから卸してもらうそうです。
縫製工場内に石膏ボードと板が2列で運び込まれました
石膏ボードは吉野石膏の不燃タイガーボードJIS規格、発熱性1級の省エネ協力商品を使用
トラのマークでおなじみの有名企業このトラのマークが裏面(断熱材側)となります。
板はジューテック社のプライベートブランド住実のguynar(ガイナー)
発散等級F☆☆☆☆等級(等級3)相当以上
ホルムアルデヒドの発散量が極めて少ない(日本工業規格又は日本農林規格)
製品を使用します。
石膏ボードとクロス下地用合板の使い分けについて
石膏ボードは値段も安い、気密が取れる、音対策になる、クロスがつけやすい等大変優れています。弱点は棚をつけ事ができない事です。
一方クロス下地用合板(住実guynarなど)は費用が高いので壁全面に使用するというより戸棚を設置する予定の箇所に石膏ボードの代わりに使用すると職人さんに教えてもらいました。
うちの縫製工場は発散等級3の大変性能の良い下地合板ですが、普通の合板を使う工務店もあるそうです。
石膏ボードとクロス下地用合板を施工
微妙に色が違うのがわかると思います。窓枠の付近が石膏ボード、手前側がクロス下地用合板です。合板の箇所には棚を設置予定です。
吉野石膏のタイガーボードとジューテック社の住実のガイナーを施工
この建物はRC造で、こちらの面コンクリート壁だった為、断熱材はスタイロフォーム(青色のやつ)を設置し、気密テープ止めをおこなった上でボードを貼っていきました。