複層ビニル床タイル(塩ビ床)とソフト巾木(はばき)の施工編│山梨のアパレル企業AGLUCA
縫製工場の「床」とソフト巾木(はばき)の施工の様子をご紹介します。
今回はデザイン性と価格(コスパ)、耐久性を考慮し複層ビニル床タイル(塩ビ床)を選択しました。ノリを付け塩ビタイルを貼っていく過程やどのようなノリを使用しているかなど記載しています。
また巾木についても掃除のし易さ、値段、デザインを考慮しました。
◼︎前提の情報
・山梨県上野原市四方津(しおつ)にコンクリート打ちっぱなし(RC)造の中古物件を購入
・元々倉庫&駐車場だった1階部分をリノベーションしてアパレル縫製工場を作る
・断熱、機密もなく元々の窓やサッシの性能などが低い為、リフォームで高気密高断熱を目指し働きやすい環境をつくる
・上野原市にある地元の工務店に依頼
◼︎縫製工場ができるまでの過程を紹介した他の記事
東リ社のプリントタイル複層ビニル床タイルFTロイヤルストーンと接着剤(エコAR600)が搬入されました
ピザのような箱がタイル(床)、右の黒色がノリ(糊)です。
東リの「エコAR600」床タイル用の接着剤
蓋を開けるとこのように白いボンド風の接着剤が入っています。
東リのプリントタイル(塩ビタイル)ロイヤルストーン
4枚並べるとこんな感じです。
床材(塩ビタイル)と接着剤が準備できたので、床はりの準備にをしていきます。
チョークリールを用意します
床に線でチョークの線を引き、タイルがずれないように目印をつけていきます。
粉チョーク
チョークを元に糊を床につけていきます
床用ローラーで仕上げていきます
床用ローラーこのようなものです
塩ビタイル 東リ社のロイヤルストーン450角pst2053 pst1242の施工例
壁紙はリリカラベースLBのLB9458というカラーにしました。
壁紙と床材の施工後最終段階で巾木(はばき)を施工します
巾木(はばき)とは床と壁の接合部を保護するもので、木材が使用される事が多いです。
ちょっと施工前に巾木を床に置いてみました。
東リ社のソフト巾木(はばき)
名前のとおりやわらかく、幅が細いので、ホコリが溜まりにくいというメリットがあります。
またグレーで統一したかったので、必然的にこの商品を選択しました。
東リのソフト巾木(はばき)施工例
床と壁の境目のグレー(ちょっと青っぽく)に施工しました。
一般的には茶色の木材で約1センチ程奥行きがあります。
そこにホコリが溜まって掃除が大変ですが、
このソフト巾木はデザイン、色、掃除のしやすさ、価格ともに選んで正解でした。